伊藤喜多男 16A8 [--PCL82]
伊藤喜多男さんの本をよみました。ウエスタンに入社して映画装置の修理、メンテをされてました。
子供の頃からラジオを自作されて、リアルに71Aとかでてきて。
戦前の日本のアウトプットトランスとバリコンの性能の悪さが具体的に書いてありますが
そこまで古いラジオに詳しくないので専門用語が乱立して解りませんが、モノが悪い事は解りました。
アメリカ製のトランス、その他が高性能な事、この時代の人は、舶来品の方が信頼がある感じ。
徴兵されて、終戦になって、ウエスタンに入って、プロ用の機器の頑丈なモノの違いと。
流れからすると、子供の頃にラジオで小音量で耳が鍛えられて、音の違いが解るようになった感じ。
なので、ラジオ少年の頃の耳の特訓が、この世代「音の違い」が解る人を大量生産したと思われます。
なので、オーディオマニアが大量生産されたのだと予想されます。
拙者が初めてオーディオシステムを入手したのは20代でした。
サンスイのAUX11とYamahaのNS1000M、センモニを先輩から格安で入手、
CDプレイヤーのみ新古のサンスイMASHを秋葉のダイナミックオーディオで購入。
繋げて家で聞きましたが、TVの音とセンモニの音と同じに聞こえました。
拙者は、20代、ダ耳でした。
それから、比較しながら聞いていましたがダ耳のままでした。
20代後半に、その時の付き合ってた彼女のTVから音が出なくなって・・・。
調べたらチューナーが壊れたらしいので、それなら秋月のTVチューナーキットで行こうと。
愛が偉大なのか、TVチューナーキットを自作したものの、モノラルアウトから音が出ない。
色々調べて、まー半田不良だったけど、その時にヘッドホン端子をつけて、ヘッドホンつけて、
音が出てるか確認するのに耳を使いました。結果完成して。
結果、この後から耳が良くなり始めました。耳を使う、使い方が解りました。
ダ耳脱出です。家のTVとセンモニの音の違いも解るようになりました。
約10年ぐらい、暇な時に比較視聴を繰り返したのが良かったのだと思います。
ラジオ少年達も、ラジオに耳をそばたてて、音の違いが解るようになったと思われますが
現代はボリュームさえ上げれば聞こえますから耳を使う事はあまりありません。
なので日本国民のほとんどがダ耳の可能性もなくはありません。
ごく一部のオーディオマニアが、機器をとっかえひっかえしてダ耳脱出している可能性もあります。
この気温の中で、タンソルの美音がたまらないけど
温度によるゲッター減少がモッタイナイ。
スイッチング電源の劣化か、ノイズが出て、数分後消える。
やっぱり、電源トランスでリメイクしてあげたい。
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Ei の真空管なら美音が期待できそう。4諭吉・・・。買うか?